ヨー・サントサが大きく飛躍したのは、モーショングラフィックス・アーティストの仕事を辞めると決意したときでした。創業したばかりの彼女のデザイン事務所フェローコンクリートはその後PinkberryやTNT、TBSなどのブランドキャンペーンを手がけてゆき、数々の賞に輝きました。彼女はブランディングは映画と似ていると言います。どちらも物語を伝えるからです。しかしブランドについての物語は数分や数時間のうちに伝えられるのではなく、何ヶ月、何年、何十年もかけて伝えられます。このドキュメンタリーで彼女は彼女とそのチームがいかにブランドの個性を描き出し、それを支えるメッセージやイメージをひねり出し、その企業が消費者に愛着や忠誠心をもってもらうために手助けをするかについて語ります。フェローコンクリートの助言のもと、１店舗だけだったPinkberryが全国に名の知れたブランドへと成長する様を見てみましょう。また彼女のチームのメンバーが、ブランドと同時に製品を作り上げてゆく過程を実際に経験するために始めたプロジェクトである自社のフレグランス製品Commodityを紹介します。さらにロサンゼルスのダウンタウンに事務所を構えてユニークな形の共同作業で仕事に取り組むデザインチームの様子も少しだけ覗いてみましょう。

---

Weiterführende Informationen

• Leseprobe

Personen: lynda.comドキュメンタリーチーム,